お知らせ

2024年2月27日のスタッフ動き(第4回保育施設に勤務する看護師・養護教諭サポートネットワーク情報交換会)

2024.2.28

第4回保育施設に勤務する看護師・養護教諭サポートネットワーク(Ns.yogo-snw)オンライン情報交換会に参加しました(宅島)

 

保育施設に勤務する看護師・養護教諭サポートネットワーク」では熊本県内の保育園などに勤務する看護師・養護教諭が定期的にオンラインで集まって情報交換をしています。医療的ケア児の受け入れ経験のある保育園の看護師も参加しています。今回も医療的ケア児を受け入れ経験のある複数の保育施設から看護師の参加がありました。保育園の看護師は1名配置のことも多く、孤立しがちなのでこうした情報交換会は貴重な機会になります。宅島含め当センタースタッフもいろいろな保育園の支援に入っていますので今回も参加した宅島がとても勉強になったようです。主催の尚絅大学 こども教育学部こども教育学科 矢野 潔子様に感謝申し上げます。

 

医療的ケア児支援センターは都道府県庁、都道府県内の各職能団体や学術団体・アカデミアと連携して、医療・保健・障がい福祉・保育・教育・防災・就労などあらゆる分野の体制づくりをしていくことが期待されています。一方、多くの都道府県で人員配置の問題などで医療的ケア児支援センター単独で行えることは少なく、あらゆる分野の体制づくりをしていくにはいかに都道府県庁、都道府県内の各職能団体や学術団体との連携を深めていくかが鍵となります。そういう意味でこうした尚絅大学の動きは素晴らしく、医療的ケア児支援センターのような3次機関としてはそうした各団体等の動きを促し、動きがあればいち早く捉えて継続して支援していくことが役割の一つと言えるでしょう。都道府県全体の医療的ケア児等を支援していく機運の高まりを醸成することが医療的ケア児支援センターの大きな役割と考えています。

 

文責 小篠史郎