2024年2月10日のスタッフ動き(第21回島田療育センター公開シンポジウムに参加)
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2024.2.10
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第21回島田療育センター公開シンポジウム(ホームページ) 障害を持つ者の教育と就労―「私」の物語から考える― にオンライン参加しました(小篠)
障害者就業・生活支援センターTALANT センター長の野路氏の講演を拝聴し、下記の通り医療的ケア児についてリアルタイムで質問しましたところ「現状取り掛かれていませんが考えていかなければならない課題だと認識しています」との回答をいただきました。ありがとうございました。
———-質問内容———-
熊本県医療的ケア児支援センターの副センター長の小児科医・小篠史郎と申します。障害者の雇用について法的背景から実践や雇用率ビジネスといった課題まで体系的に学ぶことができ大変勉強になりました。
医療的ケア児支援法が2021年に制定され2年半が経ちました。18歳以降の医療的ケア児の就労について国は事務連絡で医療的ケア児支援センターと連携して就労についての相談についても切れ目のない対応に努めるよう言及する中で、連携先として「障害者就業・生活支援センター」や「ハローワーク」を一例として示しています(下記※参照)。熊本県ではこれから医療的ケア児支援センターと障害者就業・生活支援センターやハローワーク等と連携した医療的ケア児の就労体制整備を模索しています。医療的ケア児、という言葉自体が就労系の支援機関に知られていない現状において、「医療的ケア児とは」という趣旨の研修会を就労支援機関向けに開催していくことを第一歩として構想しているところです。
野路様に質問です。障害者就業・生活支援センターTALANT様や多摩市・八王子市〜東京都での医療的ケア児の就労についての現在の取り組みや今後の支援体制づくりの構想についてご教示いただけますと幸いです。全国就業支援ネットワークアンケートで医療的ケア児の就労支援の現状を全国調査いただくなど可能でしょうか。
※国からの事務連絡
医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律の施行に係る医療的ケア児支援センター等の業務等について(令和3年8月31日)——————————
令和3年8月31日厚労省事務連絡抜粋