2023年12月18日のスタッフ動き(山鹿市にて4課協議)
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2023.12.19
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山鹿市にて4課協議に出席しました(小篠、宅島)
山鹿市にて令和5年度山鹿市障害者支援地域協議会専門部会(子ども部会)研修に出席し「医療的ケア児支援に際しなぜガイドライン作成が必要か」と題して講演を行いました(小篠、宅島)
山鹿保健所 保健予防課の保健師と打ち合わせを行いました(小篠)
県内各市町村の4課協議に出席しています。4課協議で提案している10項目のうち3項目は「保育所等における医療的ケア児受入ガイドラインの策定」「小中学校における医療的ケア児受入ガイドラインの策定」「医療的ケア児と家族のためのガイドブックの作成」とガイドラインまたはガイドブックに関するものです。
医療的ケア児支援は必ず医師による指示書や看護師の配置が必要になるという点でこれまでの障がい児支援とは一線を画します。人類が初めて経験する未曾有の事態とお話しています。そのため医療的ケア児の保育所就園体制整備ひとつとっても保育所の担当課単独では難しく、母子保健・障がい福祉の担当課との協力が不可欠です。4課協議においてガイドラインやガイドブックを4課が協力して策定・作成していく過程で各課の連携を深めていく効果も期待できます。ガイドライン・ガイドブックがあると、4課の担当者が異動になってもガイドライン・ガイドブックを元に誰が担当しても同じ行政サービスの提供が可能になるメリットもあります。講話ではそうした内容のお話をしました。こうしたガイドライン・ガイドブック作成の動きが各市町に広がっていくとよいと思います。
県管轄の各地の保健所とも連携を深めていきたいと考えています。今回もありがたいことに山鹿保健所から保健師さんが子ども部会に参加してくださっていました。鹿本圏域の人工呼吸器を装着した小児慢性特定疾病の子どもや難病の大人の災害対策の現況をお伺いし今後の方向性について少し打ち合わせを行いました。
文責 小篠史郎