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開催終了
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(2019年4月12日)第3回シリーズセミナー 〜腕頭動脈気管圧排〜
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- 開催日時
- 2019年04月12日
- 開催場所
- 熊本大学医学部附属病院内(医学総合研究棟3階講習室)
72名の方にご来場いただきました。ありがとうございました。
小篠の分の当日配布資料(腕頭動脈気管圧排、腕頭動脈気管瘻、いきつめアセスメント)はこちらからどなたでもダウンロードできます。
名 称 小児在宅医療支援センター 第3回シリーズセミナー
テーマ 〜腕頭動脈気管圧排〜
日 時 2019年4月12日(金) 19時〜21時
場 所 熊本大学医学総合研究棟3階 講習室
(熊本市中央区本荘1丁目1番1号 熊本大学病院内)
対 象 医師を中心とした医療従事者(小児科医・内科医・救急医・集中治療医・
小児外科医・耳鼻咽喉科医・心臓血管外科医、訪問診療医、
訪問看護師、病院看護師など)
主 催 熊本県補助事業 熊本大学病院 小児在宅医療支援センター
申込方法 こちらの申込みフォームからお申込みください。
参加のみであれば事前申込不要です。
4月11日(木)までに事前申込された方には配布資料をご用意しております。
参加費 無料
プログラム
19時00分〜 開会の挨拶
19時05分〜 腕頭動脈気管圧排の症例検討(35分)
19時40分〜 特別講演(60分)
小児科専門医 新更新単位 iii) 領域別講習 1単位
「重症心身障害児における腕頭動脈気管圧排 ~予防的腕頭動脈離断術の適応と実際~」
長谷川智巳 先生
兵庫県立こども病院小児集中治療科部長
20時40分〜 総合討論(15分)
20時55分〜 閉会の挨拶
21時00分 閉会
腕頭動脈気管圧排は気管軟化症のひとつで、主に気管切開をしている重症心身障害児(者)〜医療的ケア児(者)に突然の窒息をきたす病態です。成人した重症心身障害者や比較的年長の小児に起こり、小児科のみならず内科、救急・集中治療科、耳鼻咽喉科、心臓血管外科、小児外科の先生方にお世話になる機会もありますが、未だ不明な点が多く教科書にも記載がないため医師の間でもあまり知られていません。放置すると腕頭動脈気管瘻へ発展し大出血で死亡するリスクがありますので発見したら腕頭動脈気管瘻へ至らないよう細心の注意を払って治療方針を立てる必要があります。
今回、腕頭動脈気管圧排や腕頭動脈離断術に造詣が深く、兵庫県立こども病院心臓血管外科を経て現在は小児集中治療科の部長をされている長谷川智巳先生をお招きし、特別講演を計画しました。皆様のご来場をお待ちしております。
参考論文
Innominate artery compression of the trachea in patients with neurological or neuromuscular disorders. Hasegawa T, et al(Eur J Cardiothorac Surg. 2014)
The left anterior extrapleural approach for innominate artery transection in a patient with tracheostomy and a neurological disorder. Hasegawa T, et al(Interact Cardiovasc Thorac Surg. 2015)
(ホームページ掲載日 2019年3月3日 最終更新日 2019年4月10日)